生まれてから

誕生から一ヶ月内の赤ちゃんは、2〜3時間おき(おなかがすいた時)に目を覚まし、満腹になるとまた眠ります。
また、このころの赤ちゃんはミルクを飲みながら排泄物を出すなんてこともしばしばです。
それが24時間続きますので、生んだばかりのお母さんは、まだ体調も不安定で慣れてない赤ちゃんの対応で本当に大変です。
ですので、必ずお父さんにも協力してもらいましょう。
赤ちゃんにミルクをあげるときは、優しく話しかけるようにして赤ちゃんとコミニケーションをとり、
赤ちゃんからのメッセージを逃さないようにしましょう。
この頃のお母さんは、気分が落ち込んだり、感情の上下が激しくなります。
これは、マタニティーブルーといわれ、生活環境やホルモンのバランスの変化で起こることです。
あまり酷いようでしたら、医師に相談したほうがいいですが、まずは自分の良き理解者、あなたのお母さんに相談することをオススメします。
赤ちゃんは少しずつ成長していきますので、焦らず落ち着いて育てていきましょう。

生まれてから、一ヶ月から二ヶ月

誕生から一ヶ月を超えて成長しますと、赤ちゃんも体の動きが活発になり、自分の意志で顔を左右に動かすようになります。
また、起きている時間も長くなり、赤ちゃんの表情も豊かになってきて、笑顔を見せる回数も増えてきます。
赤ちゃんもここまで成長してきますと、昼と夜の区別がなんとなくついてくるようになります。
しかし、赤ちゃんの生活のリズムが昼夜逆転してしまっても昼間にコミニケーションをして起きている時間を増やし、
生活のリズムをつくっていくようにしましょう。
赤ちゃんの成長も二ヶ月に入ってきますと、何をしても赤ちゃんが泣きやまないことがあります。
これはコリックといい、理由がわからず赤ちゃんが泣き続けることをいいます。
ただ、成長過程の赤ちゃんにはよくあることですが、腸の動きでおなかが痛むのです。
そのようなときは慌てずに赤ちゃんのおなかを軽くマッサージしてあげたり、あやしてあげましょう。

生まれてから、二ヶ月から三ヶ月

赤ちゃんの体重は生まれた時と比べると大体二倍ほどに成長していて、体も丸みを帯び赤ちゃんらしいふっくらでしっかりしてきます。
また、目もよく見えるようになり、首も赤ちゃんの意志で左右に動かせるようになってきます。
そして、視界に入った赤ちゃんの手をなめたり、しゃぶったりするようになると、徐々にその手が自分の体だと認識します。
ここまで赤ちゃんも成長すると、身体も活発に動いてくるので、手足を自由に動かせる服、カバーオール等を着せてあげましょう。
この時期の赤ちゃんは、脚力もついてくるので、必ず柵等をしてベッド転落に注意してください。
また、赤ちゃんもどんどん成長して知恵もついてくる時期なので、赤ちゃんとのコミニケーションを積極的にとって
いい刺激を与えてあげましょう。

Copyright © 2007 初めての赤ちゃんの成長過程での育て方